cyanpon の お気に召すまま

気の向くまま赴くまま

仮想環境「Vagrant + VirtualBox」を構築してみた。

はい、どうもcyanponです。

今回は、自宅のPCで "Ruby on Rails" を自己学習する為の
仮想環境の構築に関して、スポットを当ててみたいと思います。


私が、もともとWEBの世界に入ったのは、かれこれ今から7年前。
2008年の夏ごろのことでした。

某○ECの下請けと出向がメインだった会社に三行半を突き付け、
WEB制作会社に入ったのがその年。

当時、世間は "PHP" が全盛期の頃で、バックエンドのコードを書くのであれば、
PHP(Hypertext Preprocessor)を覚えろ。というような感じ。

確かに、HTMLを動的に置き換えるという点では、
JavaScriptよりも憶えやすいし、Model View Controller(MVCモデル)の
デザインパターンを応用するのも容易い言語。
MySQLPostgreSqlといったデータベースとの親和性も高い。

ただ、バージョンアップする毎に置き換わるルールが剥離し過ぎて
バージョン毎に関連性を持たないというのが、大きな技術的負債を抱えることに
なったのは言うまでもありません。

そこで、ここ数年 急激に使われ始めているのが、"Ruby on Rails"。そもそも "Ruby"は、まつもとゆきひろ氏が、1993年(平成5年)から開発を始めて広まった手軽なオブジェクト指向スクリプト言語

Ruby on Railsは、オープンソースのWebアプリケーションフレームワークであり、
RoRまたは単にRailsとも呼ばれます。PHPの方でも、symfonyCakePHPZend Frameworkと色々ありますが、
それと同じような MVCモデルのアーキテクチャに基づいて構築されるものになります。


現在、ドリコムといった大手SAPの企業でも、バックエンドのプログラムを
PHPからRtoRに移行する流れが強いようです。一部のベンチャーでは、"Scala"といった
Javaを継承したハイブリッド言語にも注目してるみたい。


そこで、RtoRを覚えるのに越したことはないなーと思い、
ドットインストールのサイトで『Ruby on Rails 4入門 (全28回)』を
行ってみる事にしました。

dotinstall.com

しかしですよ、いきなり出鼻を挫かれました。
仮想環境を構築していないと先に進めないというジレンマ。

それだったら、「XAMPP(ザンプ)」でよくね?とか仰るかた多いと思うんですが、、最近は「VagrantVirtualBox」の組み合わせが主流(メジャー)なようです。

参考にした記事はこちら。
今すぐVagrantを始めよう | 株式会社シンメトリック公式ブログ |


インストールするに辺り、頭を悩ませたことが少なからずありました。

vagrant upが出来ない。

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このようなエラーが毎回表示され、うんともすんとも言わない。うーむ、困った。
本来であれば、VirtualBoxの仮想環境が立ち上がり、SSHで接続出来るようになるはずなのに。

ここで、気になったのはこれ。

コンピュータのBIOS設定によっては、「仮想化支援機構(VT-x/AMD-V)を有効化できません」というダイアログが出て処理が進まなくなることがある。このときは、BIOSの設定を変更して、「Intel(R) Virtualization Technology」を有効にしなくてはならない(その手順はコンピュータにより違う)。


実際に、BIOSに入り確認してみたところ、、
"Intel(R) Virtualization Technology"が、『Disavled(無効)』になってた。
マジか...(´⊙ω⊙`)Ⅲ

ところが、これを『Enabled(有効)』にしても現象は変わらない。

結局、原因が分かったのはこの記事を見てから。
【Vagrant】Your VM has become "inaccessible." って言われたら… | 自然体

何かしらの原因で作られてしまっていた".vagrant"というディレクトリを削除したら
vagrant upがやっと上手く起動できたー。わーわー。


ということで、これにて やっと Rubyの自己学習に入れます。