退職して感じたこと。見えたこと。
どうも、cyanponです。
今年もあっという間に1ヶ月が過ぎ、のんびりし過ぎた求職活動も
そろそろ踏ん切りを付けようと思っている今日この頃。
昨年の夏、『退職』という人生で初のひと区切りを体験した訳ですが、、
なかなかどうして無職というフリーの状態も余り居心地が良くない。
今回は、仕事をしながら転職という流れではなく、
間を飽き過ぎたというものの、色々と考える時間があったのも事実。
働き方=ワークライフバランス
これ大事。
ホントに身体は資本。
退職した経緯は、前職の状況を踏まえてしまう事になる為、
敢えてここでは割愛するけれども、少し端折って説明はしておく。
1.上場準備
今まで裁量労働制でみなし残業をこなしていた現場に
波風が立ったのは言うまでもない。
ただ、やるにしても上層部でテストケースを作ってからボトムダウンするとか
そういう段取りを踏まえて進めて然るべき。
(メンバーの質にもよるが)いきなりは出来ない。
2.工数管理
個人のタスクに対して、時間をコミットさせるというのは、
案外自分自身で管理出来ていない人が多い。
そういう彼らに、ディレクターが時間を落とし込んで
ほいほい指示出しするのは、ちょっと違う気がする。
あくまでもクリエイティブな仕事をする人たちには、
気持ちよく働いて欲しいし、ビジネス≒コミットを目的と
するのであれば、時間の概念は無くした方がいい。
逆に、仕事を浪費させてしまうことになる。
3.ヒエラルキー
フラットな組織体制を、ピラミッド型の構造にするのは
とてもチャレンジングで刺激的ではある。
けれども、管理職のポジションを分け与えられた人が
機能しなければ何の意味も成さない。
マネージャー経験の無い人間が、いきなりチームの
陣頭指揮を執るのは不可能に近い。
上記のような感じで、組織がゴッサムシティ化すると
ひとりひとりが腐敗していくというか、人畜無害な環境とはいかなくなる。
いつの間にかリソース不足という負のスパイラルから、
案件のデスマーチ(炎上)が起こり、ついには殺されかねない。
そういう訳で、私も常々考える訳です。
受託(クライアントワーク)とは、こんなにも愚かなのかと。
ただ、良い事もあります。
期日までに納品して、お客様に喜ばれれば
それで感慨もひとしおだし、
期日が延びても、妥協を許さず要件を満たせれば
お互いグッジョブと励まし合う。
とはいえ、キツイ。
このままいくと確実に死ぬと思いました。
なので、事業系の会社
自社サービスや自社プロダクトで利益を立てる
事業会社にシフトしようと模索したのは
言うまでもない。